定例ハイクA、B 大船山(1786m)久住山(1787m) (大分県竹田市)

  2014年6月9日(月)〜10日(火)          しらかわ 記   
クラブで8年前の8月に登った久住山と由布岳に、ミヤマキリシマが咲いている6月に再度登ることになり12名が参加した。

9日午前5時に丸亀でバスに乗り、愛媛県三崎港からフェリーで佐賀関に渡り、長者原登山口に午後12時40分に着いた。
ここから今回の山旅が始まった。

以下にコースとコースタイムを示す。
●6月9日(月):長者原登山口〜法華院温泉  天候:晴れ
長者原登山口(12:50)〜雨が池越(14:20〜25)〜坊がつる分岐(集合写真)(15:10〜20)〜法華院温泉山荘(15:30)着

  歩行距離:5.6km、歩行時間:2時間25分、累積標高差(上り):411m、(下り):176m、休憩を含む所要時間:2時間40分、

(1)タデ原から見た久住連山、雨が池越からの坊がつる、平治岳のミヤマキリシマの美しい景色は初めて訪れた者には強い印象与える。
(2)前日の雨で登山道がぬかるんでいる処が有り滑り易かったので、また体調不良の者が居たことも有り、ゆっくりと法華院温泉まで歩いた。
(3)法華院温泉山荘は定員250名であるが平日にも拘わらず、ほぼ満員状態であった。
   ただ、午後4時過ぎの温泉は数名しか入浴しておらずゆっくりと汗を流すことが出来た。

●6月10日(火):法華院温泉〜大船山〜法華院温泉〜久住山〜牧ノ戸峠    天候:曇り後小雨のち曇り
12名のうち9名はゆっくりと大船山に登り、坊がつる経由で長者原に下山。  残り3名が大船山と久住山に登り、牧ノ戸峠に下山。
3名が歩いたコースとコースタイムを以下に示す。

法華院温泉山荘(5:05)〜5合目(6:05)〜段原(6:30〜35)〜大船山(6:55〜7:10)〜段原(7:20)〜5合目(7:35)〜法華院温泉山荘(8:35〜45)〜すがもり越え分岐(9:20)〜北千里浜(小休止)(9:30〜40)〜久住分れ(避難小屋で昼食)(10:15〜35)〜久住山(11:00〜10)〜久住分れ(11:35)〜扇ケ鼻分岐(12:05)〜沓掛山(12:45)〜牧ノ戸峠(13:05)着

  歩行距離:14.7km、 歩行時間:7時間(コースタイムは7時間40分)、 累積標高差(上り):1620m、(下り):1330m、
  休憩、昼食を含む所要時間:8時間

(1)坊がつるから大船山5合目まではガスも無くて、硫黄山,三俣山などが見えたが、段原から大船山山頂以降は展望が効かなくなったのが残念。
(2)急登(標高差:約250m)を登ると平らな段原に着く。 ここで朝露に濡れたミヤマキリシマの見事な群生が見られた。
(3)法華院温泉山荘からつがもり越えまでの急登(約200m)と北千里浜から久住分れ直前の急登(150m)は大船山を往復してきた者にとっては少しキツイ登りであった。
(4)北千里浜付近もガスであまり見通しが効かなかったのでケルンと岩に描かれた黄色の目印を見ながら久住分れを目指した。
(5)北千里浜から久住分れ方面を見ると生徒の団体約150人が登っているのが分かったので、その後の久住分れから久住山山頂まではゆっくりと歩く。
(6)久住山山頂もガスで展望無し。沓掛山付近まで下りてくるとガスが無くなった。
(7)いずれにせよ、大船山、久住山の二座を予定通り登り、ミヤマキリシマを思う存分味わう事が出来た。
   ただ、ガスで眺望を楽しむ事が出来なかったのが残念である。季節の違う時期に機会が有れば再度訪れてみたいと思う。

    
▲軌跡図久住山、大船山コース
 


▲軌跡図長者原〜大船山〜久住山〜牧ノ戸峠の高低差 
●6月9日(月)

長者原登山口に集合

長者原登山口にある登山口付近の案内板

▲正面は三俣山

タデ原の遊歩道を行く

▲登山ポスト手前の湿原から樹林帯への道で人数確認

▲林の中を雨が池越えを目指す

▲ぬかるんだ山道を抜け雨が池越えの木道に出る

▲雨が池越えの木道を坊がつる方面へ

▲雨が池越えで小休止(遠方に坊がつるの湿原が見えてきた)

▲ぬかるんだ道はもう少し

▲ミヤマキリシマでピンク色に染まった山

▲坊がつるの草原をゆっくりと下る

▲坊がつるの分岐で

▲分岐にはこのような道標があり分かり易い(後ろは三俣山)

▲法華院温泉山荘に到着(正面一階が温泉)

▲山荘二階の大部屋(ここのK区画で12名が就寝)

●6月10日(火):法華院温泉〜大船山〜法華院温泉〜久住山〜牧ノ戸峠    天候:曇り後小雨のち曇り


▲早朝(午前5時10分)の坊がつる:正面右手の山が大船山

▲坊がつるキャンプ場の横を通過

▲五合目で写真撮影

▲右手の三俣山とその左下に法華院温泉山荘が見える

▲平坦な広場の段原に到着(ミヤマキリシマが美しい)

▲大船山山頂:ガスで展望無し

▲大船山山頂で

▲下山途中でゆっくり班とすれ違う(五合目より下方)

▲法華院温泉山荘に立ち寄る(2名は都合で大船山登山中止を確認)

▲山荘裏手からすがもり越えに向かう最初の階段(これからの急登を予感させる)

▲急登を登り北千里浜に出る

▲すがもり越えとの分岐(ガスで視界が悪くなる)

▲視界が悪いので砂浜に置かれたケルンを見ながら久住分れを目指す

▲北千里浜から見た硫黄山

▲久住分れへ至る急登(標高差:約150m)

▲久住分れに着いたが、生徒が大勢いるので右手の避難小屋に行き早めの昼食

▲久住山山頂(生徒約150人が記念写真をとり終えるまで休憩)

▲久住山山頂もガスの中

▲登頂の3名

▲山頂を後にする生徒の列

▲久住分れ近くの避難小屋とトイレ小屋

▲西千里浜を沓掛山へ

▲登山道沿いのミヤマキリシマ(殆んど花が咲いていない木も多く見かけた)

▲沓掛山山頂(登山道がほぼ山頂を通過している)

▲展望所から牧ノ戸峠の駐車場が見えてきた

▲ 牧ノ戸峠登山道入り口に到着