定例ハイキングAA 帝釈峡(広島県庄原市) 
2019年11月15日(金) 天候:晴れ(気温5〜10℃) しらかわ 記

紅葉の見頃を狙って計画した帝釈峡ハイキングに12名が参加。 午前6時30分過ぎ丸亀を出発。

鴻池SAと神郷PAでトイレ休憩後、東城ICを出た処にあるコンビニで弁当、飲み物を購入し、上帝釈第二駐車場に午前9時20分に着いた。
ここで出発準備をして、上帝釈峡から神龍湖迄の帝釈川沿いの中国自然歩道を歩いた。

本日のコースとコースタイムは以下の通り。

駐車場(9:30)〜白雲洞(9:40〜55)〜鬼の唐門、供養塔(10:00)〜雄橋(10:10〜20)〜断魚渓(10:40)〜かもじ橋(10:50)〜急登〜分岐でトイレ休憩(11:10〜20)〜東屋で昼食(11:50〜12:10)〜分岐(12:25)〜柏岩橋(12:30〜35)〜分岐(12:40)〜神龍湖遊覧船乗り場(13:00)〜遊覧船観光〜神龍湖遊覧船乗り場(13:40)〜バス乗車場(13:55〜14:20)

   歩行距離:6.4km、歩行時間:2時間35分、累積標高差(登り):540m、(下り):580m
    休憩、昼食、白雲洞観光、遊覧船観光を含む所要時間:4時間15分、

駐車場を出発し,10分程で左手上部に白雲洞の看板が見えてくる。 白雲洞は長さ200mほどの鍾乳洞で天井高さが高いのが特徴。 洞内見学を約20分、外に出ると少し寒い。 洞内は年間を通じて約11℃、本日の外気温は5℃である。

帝釈峡を下流に歩いてゆくと、鬼の唐門、鬼の供養塔など石灰岩で自然に出来た奇岩に名称が付けられ説明版がある。最初の橋を渡るとトイレがある。
暫く行くと帝釈川を跨ぐように巨大な石灰岩の自然が創り出した天然橋が見えてくる。 これが帝釈峡最大の観光名所の雄橋である。 川端に降りて雄橋を見上げ、その景観美を堪能し、雄橋を背景に集合写真を撮る。
さらに下ると流れの段差が大きい渓谷が見えてくる。鮎が遡上出来ないことから名づけられた”断魚渓”である。 断魚渓下流の橋を過ぎ、その先にある赤い橋”かもじ橋”を渡ると右手に山道が見える。

帝釈峡遊歩道は”かもじ橋”から先に崩壊箇所があり通行止めになっている。 山道は標高差約100mの急登があるが良く整備されて歩きやすい。山道が緩やかになると分岐があり、右手にトイレと東屋の休憩所が見える。ここで少し休憩。
分岐を左手に進み、民家の先を抜けると林の中に東屋が立っている。
正午近くになっていたので東屋で昼食を摂る。 風は無いが木々に囲まれて、気温10℃と寒い。

急坂を下り神龍湖が見える処に分岐があり、ここで上流側に歩く4名と神龍湖に行き遊覧船に乗る8名に分かれた。 上流部の遊歩道は新竜トンネルを出た柏岩橋手前で通行止めになっており雌橋まで行くことが出来なかった。 分岐迄戻り、遊覧船乗り場に急ぐ。
乗船切符を購入し、船着き場に降りると午後1時出発の船が出るところで、全員が同じ遊覧船に乗り神龍湖を観光することが出来た。
約40分の遊覧船観光後、トンネルを通りバス乗車場まで歩き、土産物店を覗く。店先の水槽には大きい山椒魚がいた。

午後2時20分に神龍湖を後にし高速道路を通り、丸亀に午後5時20分帰着。

●天候に恵まれ、紅葉が見頃の素晴らしい帝釈峡の自然美を心行くまで堪能した。
 平日で駐車場の混雑はなく、観光客も少なくゆったりしたハイキング、観光を楽しむことが出来ました。


▲コース図

▲標高グラフ

▲上帝釈第二駐車場(9:20):案内板を見る

▲帝釈峡の案内板(中国自然歩道):
観光名所迄の距離と時間を示しており分かりやすい

▲駐車場を出発(9:30)

▲白雲洞(鍾乳洞)

▲白雲洞の内部:天井が高く光が届かない処がたくさん有る

鬼の供養塔:10mにもおよぶ石柱

▲鬼の供養塔の説明版:このような説明版が鬼の唐門、雄橋、断魚渓などにあり観光地として整備されている

▲帝釈川沿いを下流に向かって進む

▲橋を渡ると右手にトイレ

▲雄橋:石灰岩が長年に亘り侵食されて出来た天然橋で全長90m、
高さ40m、幅18m、厚さ24m。

▲反対側から見た雄橋:昔は生活道路として使用されていたと
説明版にある

▲ここで集合写真

▲紅葉が美しい

断魚渓:谷川の流れの段差(小滝)が大きくて魚が遡上出来ない
ことで名づけられた


▲かもじ橋を渡る:この先の遊歩道が崩壊して通行止めになっている

▲山道へ:橋の先は急坂であるが、よく整備されている

▲急坂の先にある分岐の道標:神龍湖まで1850mの標示

▲分岐右手にある東屋でトイレ休憩

▲杉林の中の緩やかな坂道

民家の横の道標:舗装道路から細い未舗装道路への分岐:
迷うことはない

▲東屋で昼食(11:50〜12:10):
風は無いが気温10℃でこの時期としては寒かった

▲急坂を下る:ジグザクの処もあり歩きやすかった

分岐の道標で現在地を確認(12:25):
神龍湖と上帝釈方面との分岐、左へ下れば神龍湖、右手登れば上流部へ


▲4名が上流部へ:柏岩橋から先は通行止めの標示

▲柏岩橋の通行止め(12:30)

▲橋手前の神龍トンネル前での記念写真(12:35)

▲分岐迄戻り、下る途中左手に見えた神龍湖:遊覧船が木々の間に見える

神龍湖に架かる”さくら橋”

▲遊覧船の内部(13:00)

遊覧船”さくら”:定員120名で午後1時便に全員が乗船
(料金1500円:値上げ)
(乗船時間約40分、神龍湖の下手のダム堰堤近くを往復し、上流部にも遊覧)

▲紅葉した湖畔

▲上流部の”さくら橋”方面

▲遊覧船乗り場での集合写真(13:45):神龍湖の紅葉を背景に

▲バス乗車場(13:55〜14:20):
神石民俗資料館、公衆トイレの道を挟んだ北側でベンチが設置