高鉢山(香川県綾川町、512m )
2020年5月23日(土) 天候:晴れ   とうない記

ほぼ2ヶ月間、コロナウィルス禍のため、クラブの活動は自粛してきた。 
約1週間前に香川県の緊急事態宣言が解除されたのを機にやっと山登りを再開した。 それでも、当面行き先は県内または四国内に絞っており、再開初回が綾川町のこの山となった。

高鉢山には前回2014-7-3に女性のみ8名で雨の中を登っている。 (会報には記録があるものの、写真・文の提供がなかったため、HPのアルバムには掲載がない。 ) 雨の中の急な階段をよく登ったものだ。
今回は、6名の参加、これまでなら自家用車2台で行くところだが、まだコロナ対策のため、4台で現地集合とした。

この日の天気は初夏を思わすような快晴で、直射日光を浴びると暑いが、木陰に入ると心地良い。
椎尾八幡神社に車を停めて、ゆるい坂道を歩いて行くと、周りには水田が広がる。 この辺りではもう田植えが済んでいる。 
50分ほど歩くと高鉢山登山口の表示版がある。 ここを登るとすぐにバンガローがあるキャンプ場に出る。
そしてここから、山の標高と同じ512段の木の階段が始まる。道端にはところどころに○合目の標識がある。 小さなジグザグを繰り返しながら急登の階段を45分ほど登ると山頂に着いた。
山頂の周りは高い立木で囲まれており、展望は今ひとつだ。 25年前にこの山に個人的に来た時の山頂は、もっと木が少なくて展望が良かったように思う。
山頂には朽ちかけた神社の小屋と石のテーブルがあった。 ここで昼食とする。
まもなく、夫婦連れが登ってきたので、カメラのシャッターを押してもらい集合写真を撮った。
この日、山で出会ったのは、別の夫婦連れと合わせ、4人であった。 殆どの人は我々のように椎尾八幡神社からの出発ではなく、最短のキャンプ場下の登山口まで車で来て登るようだ。 しかしそれではルートが短か過ぎ、物足りないように思う。

下山は来た道を下る。 ものの20分で風穴のある登山口に帰って来た。
こじんまりした風穴で入り口から奥まで10mもないが、入り口と内部は温度が全然違い外は20℃位でも中は7℃ととても涼しい。
天然の冷蔵庫の威力は大したものだ。
駐車している椎尾八幡神社まで水田の中を歩いて行く。 道端にはミツバが生えているところがあり、山菜採り。

帰路、近くにある高山航空公園に寄る。 高松空港を見下ろす山頂にジェット戦闘機やヘリコプターが展示してあった。
子供連れで来ても遊べる公園にもなっている。



▲GPS軌跡図

▲標高図

▲ 椎尾八幡神社前に集合(10:15)

▲登山口の標識、絶景は?

▲ ここから歩く

高鉢山の全景

▲登山道が始まる(11:05)

▲ 登山口すぐ上のキャンプ場

▲ 512段の木の階段が始まる

▲急登が続く

▲山頂の神社?の小屋(11:50)

▲山頂の展望は殆んどなく、もちろん絶景もない

▲ 山頂で、参加者6名

▲ 小屋の裏の三角点

▲下山後、風穴に(12:40)

▲風穴

▲風穴内部の温度計7℃

▲水田の道を帰る
高山航空公園

▲公園中央、小さな子供たちが遊ぶ

▲ジェット戦闘機の展示

▲展望台より高松空港を望む

▲コロナ禍のため、閑散とした高松空港

▲公園奥の石碑