個人山行 竹田城址(354m) (兵庫県朝来市)
   2012年12月11日(火)  天候:曇り後みぞれ   しらかわ 記

前日の朝来市観光協会のホームページを見ると積雪35cm。 この情報もありクラブでは定例Aの山行は中止。
他に予定も無かったのでTさん、Sさんと3人で予定されたスケジュールで行くことにした。

青春18切符を利用してJR宇多津駅午前6時52分発の電車に乗り、坂出、岡山、相生、姫路、寺前で電車を乗り継ぎ、午前11時22分に竹田駅に着く。
寺前駅付近までは晴れの天気で雪も無かったがJR竹田駅に近づくと曇っており積雪は約20cmと風景がかなり変わっている。予想どおりである。
雲海に浮かぶ名城として有名になった竹田城址は、竹田駅から歩いて約800mで登れる標高354mの古城山の山頂に天守閣があった典型的な山城である。
歩行距離はわずかであるが登山道は段差の大きい階段状の急坂もあり、雪解けでぬかるんで落ち葉もあり滑りやすいので慎重にゆっくりと登る。

約40分で大手門跡に着き、東西約100m、南北約400mの周囲を石垣で囲まれた城内を散策。
雪は深い処で40cmもあり深みに足を取られることもあったが、昼食を含めて約1時間、雪景色を楽しむ。
午後1時過ぎにはみぞれが降りだしたので元来た道を下山。予定通り午後2時23分JR竹田駅発の電車に乗り午後6時37分宇多津駅に帰る。

積雪と融雪水で登山道は滑りやすかったが下山時にはストックを使用する等の準備をしてゆけばあまり問題なく登れる山であるが、冬以外の例えば緑が美しくなる夏場での山行も良いのではないかと思われた。


竹田駅から西方を見上げると稜線に竹田城址の石垣がくっきりと

JR竹田駅(屋根、道路には雪が)

播但線の線路下をくぐり登山口へ

法樹寺北側にある登山口

階段状になった登山道(距離800m、積雪で滑りやすい)

大手門跡に到着(積雪約30cm)

天守跡(山頂354m)から見た南千畳方面

天守跡(山頂354m)から見た北千畳方面

天守閣跡への階段

平殿から見た天守閣の石垣

南二の丸から見た天守閣の石垣
(この石垣は安土城や姫路城と同じ穴太積みで築かれている)

幾層にも重なった石垣

眼下に見えるJR竹田駅周辺の町並み

南千畳の雪景色(積雪約40cm)

雲海ではなく雪の上に石垣が美しい竹田城址(南千畳から天守閣方面を見る)

雪で覆われた城内の石段

このように歩きやすい処もある

竹田城のふもとにある屋敷跡

JR竹田駅西側の景色