滝山(’08-10-13 岡山県)
とうない 記
滝山は岡山〜鳥取県境の山で、那岐山の西側にある。 この山にトライするのは3度目である。 1回目は同行者の体長不良で途中で断念し、2回目の昨年は、その日、登山口付近で自衛隊の演習があり、進入禁止で別の山に登ることになった。 (この山の登山口は自衛隊の日本原演習場なのです) 滝山登山口へのアプローチはちょっと迷いやすいが三度目とあって今度は迷わない。 車を登山口となっている稲荷神社前の広場に停める。 登山口に「まむし注意」や「熊に注意」の看板がある。 まむしはとにかく、熊は遠慮願いたい。 滝山山頂までは、3〜4kmだから、2時間位で到着するだろうと、登山開始。 |
|||
![]() ▲ 登山口の稲荷神社 |
![]() ▲ 境内にある案内板。写真左にある広戸仙(爪ヶ城)は 以前クラブで登った山 |
||
神社からすぐに杉の植林の中の道が続く、脇には谷川が流れており、ひんやりした空気。 20分程登っていくと突然急なこう配の石段が現れる。 以前に来た時にはなかった立派な手すりが石段の脇に設けてあった。 5分位で石段を登りきるとそこに祠がある。 ここで安全祈願し、滝のある滝神社に向かう。 |
|||
![]() ▲ この鳥居のところから急傾斜の石段が続く。 写真ではそれほど急とも見えないが結構これが急傾斜 |
![]() ![]() ▲ 登山道にはあまり花はないが、野菊やツリブネソウのような花 |
||
30分程登ると、滝神社に到着する。 滝神社というだけあって、滝がご神体になっている。 脇にコンクリート造りの小さな建造物がある。 岩側に空間があって、その入口になっているようだ。 |
|||
![]() ▲ 滝神社 |
![]() ▲ 水量は多くないが、高さは30m位ある |
||
この滝までは、お参りの一般客も訪れるので、道は狭くはない。 しかし、この先からは登山道になる。 この神社の所に小屋があって、その横から、登山道が始まる。 ジグザグの道が続き、急な傾斜を登っていく。 山は紅葉が始まっている。 |
|||
![]() ▲ ジグザグの道が続く |
![]() ▲ 紅葉が始まるモミジ |
||
奥の院滝への分岐点に来る。 早く山頂に行きたい気もあったが、せっかくの機会だから、奥の院滝に向かう。 道は歩きにくいところもあったが、20分位で到着。 こちらの滝は下の滝神社よりちょっと小ぶり |
|||
![]() ▲奥の院滝への分岐 |
![]() ▲ 奥の院滝 |
||
元の分岐点まで戻り、滝山山頂に向かう。 よく登ったから、八合目位は登ったかなと思えるようなところで、何と五合目の標識、結構手ごわいゾ。 ここで一休みしているとなにやら、下から人の声が聞こえてくる。 神戸から来た夫婦連れ、よくしゃべる元気な奥さんだった。 その方たちもまだ五合目なの? と言っていた。 先にその人達に行ってもらって、再度出発。 |
|||
![]() ▲ 五合目 |
![]() ▲ 見た目はきれいなキノコだが |
||
![]() ▲ この山は五合目位から上にブナ林が広がる。 ササとブナ、きれいだ。 |
|||
ブナ林の中の登山道を頑張って登っていくとやっと、尾根道に出た。 そこから東側に那岐山がくっきり見えた。 |
|||
![]() ▲ 尾根道に出る |
![]() ▲ 那岐山を望む |
||
![]() ▲肉眼では見にくいが望遠カメラで覗くと、 那岐山の避難小屋が見えた |
![]() ▲ 山頂から日本原高原を見下ろす |
||
尾根に出ると後はすぐに滝山山頂に到着。 登り途中に出会った神戸の夫婦が一足先に到着しており、旦那さんは一杯やっている。 しばらくすると夫婦二人で歌を歌いだした。 陽気な方達だ。 |
|||
![]() ▲ 山頂展望台から那岐山 |
|||
山頂に着いたのは、登山開始から約3時間後。 途中で奥の院滝で40分ほど費やしたから、直登すれば、2時間少しというところ。 この日会った人は神戸の夫婦と鳥取からバイクで滝見物に来た人の3人だけだった。 三度目のトライでやっと滝山に登った。 |