定例ハイキングA 天狗(392m 岡山県備前市)
2020年2月15日(土) 天候:曇り    しらかわ記

天狗山は10年前にクラブ行事で訪れた里山である。
善通寺駅1名、丸亀駅3名、宇多津駅4名計8名が坂出駅、岡山駅で乗り継ぎ、播州赤穂線の無人駅・寒河駅に午前8時25分に着いた。
ここで出発準備をして反時計回りに天狗山を一周した。

本日のコースとコースタイムは以下の通り。

JR寒河駅(8:35)~寒河八幡宮(8:45~50)~六合目(9:35~40)~小天狗(9:55) ~天狗山(昼食)(10:10~45)~奥池(11:45~50)~中池~下池(12:00) ~舗装道路出合(12:35)~JR寒河駅(12:55~13:48)

   歩行距離:6.9km、歩行時間(登り):1時間25分、(下り):2時間5分

   累積標高差(登り)、(下り):490m、 休憩、昼食を含む所要時間:4時間20分

駅から北側にある県道を横切り、狭い道路の抜けて、山裾の寒河八幡宮に先ず参拝。
神社の狛犬は地元産の備前焼、後方の石段を上がると本殿拝殿があり、左手奥に登山道の表示板がある道へ進む。
登山道は急登もあるが良く整備されていて、岩道にはロープ、分かりにくい所には木に赤テープが取り付けられていた。
山頂までには1.2km(4合目)、6合目、小天狗の表示板も掲げられ、 雑木林を抜けた場所からの展望も好く快適に歩くとこが出来た。
山頂には予定より早い午前10時10分に到着。

標準コースタイム1時間30分より5分速く歩いたことになる。
山頂には2つの大岩があり、三角点が埋め込まれていた東側で昼食を摂る。 西側の大岩は江戸時代から旗振り岩と言われており360度の展望がある。
生憎の曇り空で南方の日生諸島、日生大橋などが見えたが、その先の小豆島は霞んでおり見えなかった。
山頂で展望を楽しんだ後、西方向に下り、アップダウンを繰り返しながら奥池に向かう。
この区間にはシダに蔽われた急坂、岩道があり、また展望が好く面白い道である。
奥池の堤防、中池から下池までの林道は歩きやすいが、その先は岩道、沢筋になっている。 濡れた斜面の岩道、ロープが張られた沢筋などはゆっくり慎重に下る。
やがて山道は平坦になり民家のある舗装道路出合に着く。
ここから駅まで約30分で、午後12時55分にJR寒河駅前に到着。

乗車時刻まで1時間弱あるので、日生町の有名なお好み焼き”カキオコ”を食べようと”タマちゃん”に立ち寄った。
ただ、駅周辺の路上は自家用車で混みあっており、”タマちゃん”の店で座ることも、買うことも出来なかった。

午後1時48分の普通電車に乗り、JR宇多津駅には午後4時7分に帰着。

●10年前と比べ登山道は殆ど変わり無かったが、ロープ、表示板などが設置され歩きやすくなっていたように思う。
●参加人数が8名と少なく、上り下り共にほぼ標準コースタイムで歩くことが出来た。

 余った時間で、名物のカキオコを食べるつもりが先客が多くで出来なかったのはまことに残念。


▲GPS軌跡図

標高図

▲JR寒河駅(無人駅):梅の花が咲いていた

▲駅前(8:25~35):公衆トイレと桜の古木

▲登山道入り口の標示:寒河八幡宮前

▲ 寒河八幡宮の狛犬:備前焼

▲寒河八幡宮(8:45~50):
狛犬の先100段の石段を上った処にあり、この左手が登山道

▲天狗山登山道の標示

▲最初は急坂

▲ロープを利用するクラブ員(10年前は無かった):
必ずしも使う必要はない処

▲山頂まで1.2kmの表示板(4合目)

▲ 展望が良い登山道が多い:後方は南の日生湾方面

▲6合目(9:35~40):小休止

歩きやすい登山道

▲小天狗(9:55)

▲天狗山山頂に到着(10:10):
駅から1時間35分とコースタイムより5分短い

▲山頂東側大岩で昼食(10:10~45)

▲山頂で

▲山頂から見た日生諸島:昨年歩いた鹿久居島、日生大橋が見える

▲山頂西側にある岩:この左の岩が江戸時代から米相場の
旗振り信号を行った大岩と言われている

▲山頂からの下り道は、シダに蔽われた急坂があり
長いロープが設置されていた

▲振り返って見た天狗山(左)と小天狗(右)

▲正面に奥池が見えてきた

▲岩道

▲シダで足下が見えにくい登山道

▲奥池:美しいエメラルドグリーン

▲奥池と中池の間の堤を東へ(11:50)

▲濡れた岩道:斜面で滑りやすい

▲沢筋にはロープが

▲岩道が続く

▲沢筋を抜けて振り返るとそそり立つ鷹ノ巣山

▲平坦な道

▲舗装道路出合(12:35)

▲JR寒河駅北側にあるカキオコの店”タマちゃん”(12:55):
待ち時間30分以上で、食べるのを断念

▲JR寒河駅(12:55~13:48):電車が出た直後で50分以上待つ