個人山行 八甲田 大岳(1,584m 青森県青森市 ) 

  2013年9月29日 (日) 晴れ               しらかわ 記   

明日は天候悪化が予想されたので、高田大岳に代えて八甲田大岳登山を一日前倒しして実施した。

八甲田山は八甲田大岳、高田大岳などがある北八甲田連峰と南八甲田連峰の総称で、10以上の山(甲)と多くの湿原(田)からなっており、この山と湿原が多くあることから八甲田山と名付けられたといわれている。
今回は、八甲田山の最高峰・八甲田大岳を酸ヶ湯温泉の登山口から反時計回りに登り、毛無岱を通って下山することにした。

コースとコースタイムは以下の通り。
酸ヶ湯温泉(7:30)〜仙人岱(9:00)〜高田大岳分岐(9:05)〜八甲田大岳(9:25〜10:00)〜分岐(10:25)〜大岳ヒュッテ(10:27)〜上毛無岱(昼食)(11:00〜25)〜下毛無岱(11:40)〜酸ヶ湯温泉登山口(12:20)

標高差:694m、 歩行距離(上り):4.2km、 歩行距離(下り):5.2km、 歩行時間(上り):1時間55分、 歩行時間(下り):1時間45分、休憩、昼食を含む所要時間:4時間50分(コースタイムは4時間35分)

(1)登山道は良く整備されており、10km近くの道を気持ち良く歩けた。
(2)天気が好くて山頂からの眺望は素晴らしく、近くの高田大岳は勿論、青森市街地、陸奥湾、岩木山、岩手山がはっきりと遠望出来た。
(3)上毛無岱、下毛無岱の高層湿原、池塘は八幡平と同様に素晴らしい風景であった。何時か花の咲く季節にも訪れたいと思う。


▲八甲田大岳の登山コース

酸ヶ湯温泉:この東端からスタート

登山案内図

最初は緩やかな道

鳥居が登山口の目印

樹林帯を行く

南方に南八甲田の山が

地獄湯沢

仙人岱:正面は八甲田大岳

仙人岱:湿原

高田大岳との分岐

▲がれた急斜面

▲山頂が近くなる

▲鏡池:爆裂火口に水が溜まったもので県内で標高が最も高い両生類の産卵場

▲ナナカマドの後方は山頂

▲八甲田大岳山頂(1584m)

▲山頂から西方に岩木山が

▲北方には青森市街地と陸奥湾が

▲東方には子岳、高田大岳が

▲南方には岩手山が

▲山頂はこのように広くなだらか

▲北西には毛無岱の湿原、池塘が

▲下山開始

▲大岳ヒュッテ

▲上毛無岱の木道を行く

▲上毛無岱の休憩場所:ここで昼食

▲上毛無岱の池塘

▲上毛無岱から下毛無岱への急な階段(標高差:約60m)

▲下毛無岱

▲酸ヶ湯温泉に帰る

▲八甲田雪中行軍遭難碑を見学