定例ハイキングA  詫間アッケシソウ・貴峰山(222m)・鬼ヶ臼山(199 香川県三豊市 

  2015年10月29日(木)      天候:晴れ   とうない 記
ハイキングのベストシーズンである。 晴天が続く秋の一日を詫間のアッケシソウ鑑賞と低山二つを登る。

アッケシソウは北海道の厚岸の海岸に自生する草として貴重なもの。 全国でもアッケシソウの咲く地域は少なく、香川県では詫間町と坂出に自生地があるそうだ。
詫間のアッケシソウ群生地は現在では、丸一鋼管工場敷地内になっているが、申し込めば快く鑑賞させてくれる。
この工場を建てる前から自生していたアッケシソウを絶滅させないため、先人の努力があり、今に引き継がれている。
このような全国各地の工場地帯の多くは、無味乾燥な防波堤で囲われていることが多いので、ここは大変貴重なもの。

工場で入門手続きを終えると、自生地の案内を係の方がしてくれるという。

自生地は江戸時代からあったようで、工場ができた後も引き続き大切に保存されてきたそうだ。
記念写真を撮っていただいた後(見学の後プリントをいただいた)、1分間で登ることができる小高い丘に登る。
周囲の広大な土地には、太陽光発電パネルがぎっしり並んだところやゴルフ場、反対側は瀬戸内海と見晴らしがよい。
海水池を一周後、次の貴峰山に移動する。

車で15分間くらい走ると貴峰山登山口に着く、標高200m程度の低山なので、1時間もあれば楽に山頂に到着する。
山頂には、四角な岩を積み上げた石垣のようにも見える岩山がどっしりと構えている。
天気がよいので、やはり景色がよく見える。
ここで、写真撮影後、元来た道を下山する。

今度も200m級の鬼ヶ臼山、昔、鬼がいたという言われの山、この山は幾分木が多く生えていた。
40分程度で山頂に到着、山頂は広く見晴らしがよい。 ここにも大岩があった、でも先の山と違い、大きな岩が二つ積み重なった形になっている。
山頂で昼食をとった後、下山。

この後、近くにある『蘭'sGarden』に寄って、お茶とする。 この『蘭'sGarden』は名のとおり、蘭を温室で育てておられる旦那さんと奥様がパッチワークと喫茶店を営んでいらっしゃるところ。
木曜日は、お休みなのだが、特別に開けてもらった。
外に広がる野を見ながらいただくコーヒーは、この店の特選のもので、おいしかった。

今回のハイキングは、近場ではあったが、ゆったりとした時の流れを感じ、楽しんだ。 バスハイクより、自家用車でこんな風にアウトドアで過ごす方が私は好きだ。
 
GPS軌跡図 左:アッケシソウ群生地 、 右:鬼ヶ臼山

▲丸一鋼管工場敷地内で、今日の予定をブリーフィング

工場横にアッケシソウが育成されている

工場の業務の方に説明をしていただいた

アッケシソウをアップ、この時期は
秋色

▲見学を終わって、工場を出るときにいただいた記念写真。 特製の火箸もいただくなど大変お世話になりました。
■貴峰山
アッケシソウの鑑賞を終えて、車で登山口に移動する

これから登る貴峰山全容

▲山裾の畑の横を登る

▲少し登ると三野町の景色が広がっている

▲中ほどにあるお堂

▲この大きな岩が山頂

▲今日の参加者全員

■鬼ヶ臼山
貴峰山を下山後、また鬼ヶ臼山登山口に移動する。

▲登山口

▲鳥居のある山道

▲山頂に到着、この山も山頂に大きな岩がある

▲お疲れ様でした