白馬乗鞍岳(2437m長野県小谷村)と栂池自然園  
2019年7月30日(火) 天候:晴れ     しらかわ
 
前日、JR宇多津駅午前8時27分発の特急しおかぜに乗り、岡山駅で12名待ち合わせて新幹線ひかりで名古屋駅まで移動。
 名古屋駅からワイドビュウーしなので松本駅へ。 ここからは満員の普通電車で信濃大町駅乗り換えで白馬駅へ。 
午後3時54分に白馬駅に着き、タクシーで雪の荘に移動。  夕食までに近くの白馬スキージャンプ場まで歩きジャンプ場を見学。
 
30日は午前7時10分に雪の荘からジャンボタクシー1台、タクシー1台に乗り栂池高原駅に移動。
 ゴンドラ20分とロープウエイ5分を乗り継ぎ、標高差1200m移動で自然園駅へ。
 
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
 自然園駅(8:05)〜栂池自然園ビジターセンター(出発準備)(8:15〜25)〜銀冷水(9:20〜25)〜天狗原(9:55〜10:05)〜分岐(10:10)〜雪渓(11:10〜15)〜白馬乗鞍岳(昼食)(11:35〜12:15)〜雪渓(12:25〜30)〜分岐(13:15)〜天狗原(13:25)〜栂池自然園ビジターセンター(待ち合せ)(14:30〜40)〜栂池自然園散策(14:45〜15:20)〜ビジターセンター(見学と休憩)(15:20〜15:40)〜自然園駅(15:50)
 
歩行距離(登り):3.3km、(下り):4.7km、 歩行時間(登り):3時間5分、 (下り):3時間5分(含む自然園散策35分)、 累積標高差(登り)、(下り):685m、
 
休憩、昼食、自然園散策、ビジターセンター見学を含む所要時間:7時間45分、
 
ビジターセンターまでは栂池自然園観光客のため舗装された広い道で、ビジターセンター右手側の白馬乗鞍岳への登山口からは岩が多い山道になる。
 前日の雨で登山道はぬかるんでいる処が有り、途中でスパッツ着用。 
約1時間で水飲み場の銀冷水に着き、小休止。 
その先の短い雪渓を渡ると、平らな天狗原になり木道が敷かれていて歩き易くなる。 
木道途中の乗鞍岳神社の祠が見える処に休憩場所があり、ここで小休止。 
ガスが薄くなった時、正面に白馬乗鞍岳の雪渓が見えてくる。 
木道を更に進むと分岐があり、左手の白馬大池方向に進む。 
木道が切れて樹林帯の岩道に変わる処で、女性3人が元来た道を引き返し、男性2名が白馬乗鞍岳に向かう。
 
大岩がゴロゴロした急登を進んでゆくと、右手に広い雪渓が見えてくる。 
急登、雪渓上には白馬岳からの登山者が多く、つながって下りてくる。 
下りでも軽アイゼン着けずにゆっくりを歩けば滑落の心配はないようだ。 
雪渓をゆっくり登り、広いなだらかなハイマツ帯の岩道を登るとひときわ目立つケルンが、その遠方には小蓮華岳がガスの合間に見えてくる。
 ケルンのある白馬乗鞍岳には午前11時35分に到着。 ビジターセンターからの所要時間は休憩を含め3時間30分。
 ここで小蓮華岳方面を眺めながら昼食。  ガスが出ていて小蓮華岳全体の写真は撮れなかった。
 
白馬乗鞍岳の最高点(2467m)は登山道を外れたハイマツ帯の中に有り、その近くまで歩く。
 山頂で40分間、昼食、散策し、元来た道を下山。 その途中の登山道近くで雷鳥を2度見ることが出来た。
 雪渓は軽アイゼン無しで慎重に下り、木道のある天狗原ではワタスゲなどを見てビジターセンターに午後2時30分に下山。
 下りの所要時間は2時間15分でゆっくりペースである。
 打ち合わせ通り、午後2時30分にビジターセンターで12名全員が集合。
 
ここで栂池自然園散策する者と、先に帰り白馬スキージャンプ場見学する者8名に分かれた。
 栂池自然園は8年前の秋に歩いていたので、バリアーフリーコースで雰囲気だけを味わって後、ビジターセンターを見学。
 予定通り午後4時にロープウエイに乗り、雪の荘に帰ると白馬スキージャンプ場見学した8名が丁度帰って来たところであった。
 
そこで夕食までの約1時間、反省会で大いに盛りあがる。
 
1、栂池の自然園駅から白馬乗鞍岳を往復するコースは、天狗原から山頂までに大岩のゴロゴロした岩道、やや傾斜がきつい雪渓通過があり少し不安があった。  急激に気温が上昇したこともあり、軽アイゼン使わず下りも通ることが出来、ラッキーでした。
 
2、栂池自然園散策のみでは時間が余ると予想し、先に下山して白馬スキージャンプ場を見学した参加者は夏場で雪の無いノーマルヒルから
  ジャンプする外人の姿を見てかなり興奮していたようです。  良い思い出が出来たのではないでしょうか。
 
3、2年前にJR切符を購入し、実施直前に台風で中止した夏山山行がようやく実現。
  幸いにも天候に恵まれ、白馬乗鞍岳に2名、天狗原、栂池自然園に3名、栂池自然園に7名が参加し夏山を楽しむ事が出来ました。
  明日は全員で八方池山荘から八方池をピストンする予定です。

▲GPS軌跡図

▲自然園駅から白馬乗鞍岳往復の高低図

栂池高原駅から白馬乗鞍岳往復の高低図
(ゴンドラ、ロープウエイを含む)

▲栂池高原駅のゴンドラ乗り場(7:25):
ここからゴンドラに約20分乗り栂の森駅へ

▲ロープウエイ乗り場(栂大門駅)(7:55):
ロープウエイ5分で自然園駅へ

▲栂池ヒュッテ(8:10):
自然園駅から約5分舗装道を歩くと見えてくる

▲栂池自然園ビジターセンターと右手の公衆トイレ(8:15〜25):
ここで出発準備

▲ 栂池自然園ビジターセンター前での集合写真(12名:7名は栂池自然園へ、5名は天狗原へ)

▲登山道入口(8:25):ビジターセンターと公衆トイレの間にあり、天狗原まで約1時間半、白馬大池まで約4時間半の標示

ゴゼンタチバナ

▲道がぬかるんでおりスパッツ着用

▲少し傾斜がきつい

▲銀冷水で休憩(9:20〜25)

▲歩き易い登山道

▲アカモノ

▲短い雪渓を渡る(9:50)

▲天狗原の休憩場所(9:55〜10:05)

▲木道の先に白馬乗鞍岳の雪渓が見える

▲分岐(10:10):左手が白馬大池、右手が風吹大池

▲木道の先端で女性3名は引き返す:
これより先は大岩のゴロゴロした岩道と雪渓

▲岩道を慎重に登る

▲天狗原を振り返る:木道がよく見える

▲雪渓が見えてきた:登山道は左手の岩道

▲大勢の登山者と岩場ですれ違い

▲雪渓を渡る(11:05〜10)

▲雪渓を渡るとなだらかな岩道が白馬乗鞍岳まで続く:
遠方にケルンが、その先のガスの中、僅かに見える小蓮華岳

▲白馬乗鞍岳の山頂(11:35〜12:15):
ケルンが目印、ここで昼食

▲白馬乗鞍岳山頂のケルン

▲ハイマツの中に少し高くなった処が白馬乗鞍岳の最高点(2456m)

▲ハイマツ帯の岩上に雷鳥が二羽

▲雪渓:軽アイゼンを着けずに下ることが出来た

▲雪渓にはロープとベンガラによるルートが示されていて分かり易い

▲大岩を◎マークを目印に渡って行く:左手が雪渓

▲天狗原木道手前の岩道

▲分岐まで帰る(13:15)

▲天狗原の湿原

▲ワタスゲ

▲天狗原の休憩場(13:25):
正面の少し高い岩上に白馬岳神社の祠が

▲歩き易い登山道

▲栂池自然園ビジターセンター前(14:30〜40):
栂池自然園散策班7名と途中下山の女性3名と合流し、このうち8名が先にロープウエイで下山し白馬スキージャンプ場へ
●栂池自然園の写真

▲栂池自然園入口(14:45)

▲栂池自然園(その1)

▲栂池自然園(その2)

▲栂池自然園(その3)

▲栂池自然園(その4):後方の山は白馬乗鞍岳

▲栂池自然園ビジターセンター内部

▲ロープウエイ乗り場へ

▲自然園駅でロープウエイに乗りこむ(16:00)

▲雪の荘での夕食風景
●白馬スキージャンプ場の写真(7月29日16:50〜17:10):内部見学は16:20迄。 翌日8名が内部見学した。

▲スキージャンプ場(その1)

▲スキージャンプ場(その2)

▲集合写真(参加者12名全員)

▲スキージャンプ場(その3)