筑波山(877m 茨城県つくば市)皇居・東御苑  
2019年5月16日(木) 天候:晴れ     しらかわ
日本百名山で標高が最も低い筑波山(877m)と東京都で最も人気の高い高尾山(599m)に登る2泊3日の山旅を計画し12名が参加。
初日は丸亀から茨城県つくば市までバスで移動、2日目は筑波山神社、筑波山、皇居東御苑、3日目は高尾山後丸亀に帰る日程。
 
ここでは山旅初日と2日目を紹介。
 
●初日:5月15日(水)丸亀〜筑波温泉ホテル
丸亀市役所前5:45==5:55JR宇多津駅南口6:05==坂出北IC==瀬戸中央==岡山道==山陽道==7:00瀬戸PA7:10
 ==中国道==新名神==8:40宝塚北SA8:50==名神==9:45宇佐美PA9:55==10:50養老SA11:00==新東名
 ==12:45浜松SA(昼食)13:25==東名==15:30海老名SA15:40==首都高速C2==常磐道==矢田部IC==コンビニ(行動食、飲み物)==18:05筑波温泉ホテル着
 
●2日目:5月16日(木)筑波山神社〜筑波山〜皇居東御苑〜ホテルルートイン相模原
 朝食7:00〜30:ホテル7:50==8:05つくば市営第三駐車場8:10……8:20筑波山神社8:35……登山口……8:40白雲橋
……8:50分岐8:55……白蛇弁天……10:20弁慶茶屋跡10:25……11:30女体山11:35……11:55御幸ケ原12:05……男体山12:15……御幸ケ原(ケーブルカー乗り場)12:40==ケーブルカー==12:50宮脇駅……13:10つくば市営第三駐車場13:15==矢田部IC==常磐道==首都高速==神田IC==15:00楠公駐車場15:05……15:15二重橋……15:20坂下門……大手門……本丸跡……15:55天守台16:00……16:20大手門……16:30楠公駐車場16:40==首都高速==中央道==18:05ホテルルートイン相模原
 
初日は丸亀を午前6時前に出発し、途中トイレ休憩を取りながら、新東名の浜松SAで昼食。
その後首都高速の渋滞を避け、大半が地下トンネルの首都高速C2を通って午後6時過ぎに筑波温泉ホテルに到着。
所要時間は12時間でほぼ計画通り。
筑波温泉ホテルは筑波山神社下方に位置する山麓にあり、美味しい夕食、静かな広い露天風呂で最高の気分を味わう。

2日目は先ず筑波神社を観光し、ケーブルカーを利用して女体山(877m)、男体山(871m)に登る7名と一度別れる。
残り5名が白雲橋コースを通り弁慶茶屋跡から、巨岩、奇岩がある岩場を登って女体山山頂を踏む。
その後御幸ケ原でケーブルカー利用の7名と再会し、西方の男体山を往復し御幸ケ原からケーブルカーで下山。
午後1時過ぎにバスに乗り、高速道路を通って皇居前の楠公駐車場に午後3時に到着。
駐車場から皇居・二重橋、坂下門、東御苑・大手門、江戸城本丸跡、天守台を往復。
歩行距離は約5km、所要時間は1時間30分。
その後、バスで相模原のホテルに移動。
 
1、白雲橋コースは樹林帯の山道が大半で展望は無いが好く整備されており、途中で見かけたブナの巨木には圧倒された。
  また弁慶茶屋跡から先の岩場には弁慶の七戻り、北斗岩などの巨岩奇岩が多く、疲れを忘れさせてくれる楽しいコースであった。
  なお一部に急登、クサリ場、岩場があるが初心者でも登り易いコースと言えよう。
2、女体山、男体山山頂からの展望は好かった。
  女体山と男体山を結ぶ山頂連絡路は男体山山頂直下に岩道があるが良く整備されており、ケーブルカー、ロープウエイを利用した観光客も登れることを実感。
3、皇居・東御苑は大手門近くに勤務していた30年前と変わりなかったが、南側の東京駅方面のビル街の変貌ぶりには時代の流れを感じさせられた。
4、2日目は天候に恵まれ予定通り、充実した楽しい山旅、観光が出来ました。
  明日も天気が良さそうなので高尾山登山が楽しみです。
 

▲山旅ロガーによる軌跡図 

筑波温泉ホテル

▲つくば市営第三駐車場(8:05〜10)

道路沿いの筑波山の説明版

筑波山神社(8:20):ケーブルカー乗り場は石段上部を右へ

参加者全員(12名)

▲筑波山神社に参拝

ケーブルカー乗り場に向かう7名と別れる(8:35)

境内の置かれたさざれ石と君が代の歌詞

白雲橋を渡る(8:40):今回は白雲橋コースを登り山頂連絡路へ

最初は階段状の登山道

▲分岐で小休止(8:50〜55):
右(迎場コース)はつつじヶ丘へ、左(白雲橋コース)は弁慶茶屋跡へ

樹林帯の山道は弁慶茶跡まで続く

▲白蛇弁天(9:05):
白蛇が住んでおり、蛇を見かけると財をなすとの伝説あり

▲このような木の根が絡まった山道もある

▲コースのほぼ中程にある道標(9:35):
女体山山頂まで1.6km、筑波山神社まで1.1km、

▲急坂

▲登山道沿いには何本もの巨木が

▲弁慶茶屋跡(10:20〜25):おたつ石コースとの合流点

▲弁慶茶屋跡は東方向の展望が良い:霞ヶ浦方面

▲巨岩・弁慶七戻り(10:35):頭上の岩が今にも落ちそうで
恐れおののいた弁慶が七戻りしたと言われている

▲巨岩・母の胎内くぐり(10:40):
岩を潜り抜けることで生まれたままの姿に立ち返ると言われている

▲巨岩・裏面大黒を見上げる

▲巨岩・出船、入り船(10:50)

▲巨岩・北斗岩

▲北斗岩をくぐる

▲岩場を通過

▲高さ15mの巨岩・大仏岩(11:10)

▲岩場が続く

女体山山頂(11:30〜35):
一等三角点は犬を連れた男性の右足部

▲山頂から見た男体山方面:男体山手前下には御幸ケ原のコマ展望台

▲反対側のつつじヶ丘方面:駐車場とロープウエイ乗り場が見える

▲女体山山頂での集合写真(5名全員)

▲ロープウエイでの観光客を見かけるようになる

▲筑波山で有名な奇岩・ガマ石(11:45)

▲待ち合わせ場所の御幸ケ原に着く(11:55〜12:00):
ケーブルカー山頂駅、コマ展望台、売店などがある広場

▲筑波山頂駅前での集合写真(参加者全員12名)

▲男体山への山道

▲岩場が少し

▲男体山山頂(12:15):男体山御本殿

▲神社にお参り:
神社は徳川幕府の守護山として崇められ、江戸城方面を向いている由

▲山頂から見た東京方面:遠方は霞んで見えない

▲岩場は慎重に下山

▲ケーブルカーで宮脇駅へ(12:40〜46)

▲東京へ向かうバスから見た筑波山

●山旅ロガーによる軌跡図(皇居周辺)
東京観光・主として皇居東御苑の写真(15:00〜16:30)

▲バスから見た東京スカイツリー

▲楠公駐車場でバスを降りて二重橋へ向かう(15:00)

▲楠正成の銅像前

▲二重橋(15:15):
大勢の観光客、特に外国人でシャッターのタイミングに苦労する

▲柵の向こう側は皇居正門

▲東御苑の百人番所

▲天守台に向かう:本丸跡の広い芝地の抜けた最北にある

天守台(15:55〜16:00):
広さは東西41m、南北45m、高さ11mで黒田長政が築造。
 天守閣は50年後の明暦の大火(1657年)に焼失し以後再建されていない。

▲大手門の説明版:現在の大手門は昭和42年に再建されたものとの説明(大手門も天守閣と同じ明暦の大火で焼失)

▲青空に映える楠正成の銅像(16:25):
住友家が明治23年に東京美術学校(現東京芸大)に依頼し、高村光雲等が10年かけて製作したもの