定例ハイク B    雲仙岳(1359m、長崎県)

 2013年5月13〜14日 晴れ   とうない記
雲仙岳の名は、総称で、今回登る普賢岳、国見岳の他、1990年(平成2年)から1995年(平成7年)にかけての火山活動で形成された平成新山(へいせいしんざん)を含んだ名前である。
この山には、ロープウェイがあり、その下側の駅となっている仁田峠付近には、ミヤマキリシマが咲くことで有名な所。

今年度最初の宿泊登山の今回の行事は、Aランクのコース設定も準備しており、キャンセル待ちがでる程の人気であり、バス定員一杯の27名の参加となった。
丸亀出発AM6時、延々と高速道路を走り、午後3時頃雲仙に到着した。
今、ミヤマキリシマが満開とのことで、まずは雲仙岳麓の池ノ原園地でバスを降り、花が咲く道のハイキングと温泉地獄巡りからスタートする。


ースマップ(GPS軌跡)(登りの累積標高差803m、歩行距離5.7km 、全所要時間:5時間15分
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)及び数値地図50m(承認番号 平21業使、第325号)


長い時間バスに乗った後、池の原園地で下車、ミヤマキリシマの道を歩く

ゴルフ場横に設けられた園

次は、雲仙温泉街まで歩いて地獄巡りをする。 雲仙温泉街は、普賢岳噴火のあおりを受けてか、閉鎖した大きなホテルの建物もある。



湯気が沸く温泉地獄、硫黄のにおいと湯気が漂う

ここで記念撮影
この夜は、国民宿舎「青雲荘」にて、食事と温泉を楽しむ。 温泉の湯は白濁した湯であった。 最近は国民宿舎とは言っても、昔の「安いが粗末」というイメージはなく、結構立派な設備が整っている。

翌朝、仁田峠にバスで向かう。
平日で朝も早いため、広い駐車場はガラガラ。 駐車場付近にはミヤマキリシマが満開。


▲仁田峠駐車場に着く(8:10)

▲ミヤマキリシマが満開

▲登山前に全員で写す。バス運転手もいます。

▲A班はロープウェイで山上駅まで登り、B班は歩いて登る。

▲登山道にはミヤマキリシマ

▲登山道から望む、ゴルフ場右が池の原園地、奥が雲仙温泉街

▲ロープウェイ山上駅

▲妙見神社手前まで登ると奥に溶岩ドームの平成新山が現れる

▲妙見神社を過ぎるとまもなく国見岳が見えてくる。 なだらかな山容は登り易すそうに見える
のだが、さにあらず。

▲写真中央に国見岳の岩場を登るメンバーが見える

▲国見岳山頂に到着(10:00)、奥の溶岩ドームは平成新山
国見岳下山も登山ルートと同じルートを降り、紅葉茶屋(といっても茶屋はなし)まで歩いて、普賢岳の岩の多い道を登る。
岩は多いがそれほど危険な場所はない。

▲紅葉茶屋手前の鬼人谷口で、小休止(10:25)

▲普賢岳山頂に到着(11:00)

▲普賢岳山頂で記念写真撮影、快晴
この後、山頂から向こうの霧氷沢にヒカゲツツジが今満開とのことで、足を伸ばす。
薄黄色の花が一杯咲いていた。

13:50無事全員仁田峠に下山した。
翌日の阿蘇山登山のため、フェリーで熊本に渡るが出航時間に余裕があるため、道の駅に隣接する土石流災害保存公園と島原城見物した。

島原城では時間の余裕がなく、城の中には入れなかった。


▲土石流災害保存公園

▲島原城


翌日は、阿蘇山登山