薬師岳( 2010-8-7〜10 富山県)
                                         
 とうない 記

今年の夏山は、薬師岳。 

登山口と山頂の標高差は1600m位あるので、中高年登山者には楽ではない。
太郎兵衛平の山小屋で宿泊し、翌朝登頂、そして下山時も同じ山小屋で宿泊するという時間的にはゆったりの山行である。

太郎兵衛平より上には多くの山野草が咲いていたこと、登山中の天気が晴れで雨に会わず北アルプスの山並みを堪能できたことはとても幸運だった。
 
残念なのは、参加者のうち1名が高山病で山小屋までしか行けなかったことまた夏山シーズンの山小屋は多くの客であふれ、4か月前に予約しておいても、狭い部屋に押し込まれたことだ。 

昨年の北岳では高山病で苦しんだ私だが、今回は大丈夫だった。 

▲ルートマップ
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)及び数値地図50m
メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第325号)


8月7日19時、丸亀市をチャーターバスで出発。 淡路島経由で神戸に渡り、北陸道に入る、洗顔・朝食を小矢部川SA済ませ、立山ICで高速道路を下りる。
薬師岳の登山口である折立へ通じる有峰林道小口川線を通る。
道は狭く曲がりくねっているので、林道を通り抜けるのにほぼ1時間半かかった。


林道はAM6時に開く、それまで待機で登山準備する

折立登山口前道路には夏山シーズンとあって多くの車が駐車

▲ ここが薬師岳登山口の折立
(8/8 7:20)

▲登山道は最初急登ではあるが、時々平坦にもなり
歩きやすい。 樹林の中を進む。(8:40)


▲1時間ばかり登ると見晴のよいポイントに出る
(9:30)

▲急登の道は終わる
(9:46)

▲高原の雰囲気がある草原(9:54)

▲こんな石畳の道もある(10:20)

▲草原の木道を歩く(11:40)

▲太郎平小屋が見えてきた(12:15)

▲太郎平小屋に到着(12:20)、休憩の後、近くの太郎山付近を散策

▲薬師岳山頂と太郎平小屋、西の谷より雲が湧く(14:05)

▲明日登る薬師岳をバックに記念撮影(14:15)

▲翌朝(8/9)の天気予報では曇だったが、わりと良い天気、
準備体操で身体をほぐす(5:35)


▲いざ、出発(5:45)

▲右手後方に槍ヶ岳の穂先が現れる
(5:55)



▲ 太郎兵衛平を越えて、キャンプ場のある薬師峠に一旦降りる
(6:00)


▲沢のような道を登る(6:25)

▲後を振り返ると太郎兵衛平と山小屋が見渡せる

▲薬師平に出る。 付近はお花畑が広がる(6:50)

▲ハクサンイチゲの群生

▲薬師平から槍ヶ岳(6:55)

▲まもなく尾根道(7:25)

▲中央のピークには避難小屋がある、薬師岳の山頂はそのむこう
(7:30)


▲改築中の薬師山荘(7:40)

▲南西に白山(7:55)

▲まもなく山頂(8:40)

▲山頂到着(8:45)

▲山頂にある祠、小さな薬師像が鎮座(8:55)

▲ 山頂で記念撮影(9:00)

▲ 山頂を少し下がったピークで休憩・昼食
(9:55)

▲ ケルン(10:00)

■ 薬師岳の山野草■


▲ヤマハハコ

▲イワショウブ

▲シロバナタテヤマリンドウ

▲トウヤクリンドウ

▲チングルマの群生

▲ニッコウキスゲ

▲イワオトギリ

▲シラネニンジン

▲オヤマリンドウ

▲ミヤマリンドウ

▲オオレイジンソウ

▲キヌガサソウ

▲リンドウ

▲ウサギギク

▲ミヤマキンバイ

▲ハクサンイチゲ

ヨツバシオガマ