山形仙和気藤公園 (5月6、7日、岡山県)
とうない 記
連休中は、諸事があって岡山の家に滞在した。
この時期になると、家の周りに生える草との戦いが始まる。 用事と草刈の合間を縫って、楽な山と近くの藤公園を訪れた。

山形仙は、先月クラブで行った山。 あの時は参加しなかったので、改めて行って見た。
山自体は軽い山で、取り立てて書くようなこともないのだが、山で出会った印象深い人が二人いた。 どちらの方も単独登山。

一人は50歳代男性で岡山市から来たという。 県北の植物に詳しい。

ちなみに伯州山のことに触れたら、あそこは先日行ったところで、その時丸亀から来た団体に出会ったとおっしゃる。
その団体とはしわくハイキングクラブのことだと判った。 私はその人の顔には全く覚えがなかったが、同行の妻の話では、その男性の着ていた服が伯州山で見た服と同じだったので、同一人と確信したという。 男の私には、全く服のことなど気がつきませんでした。
伯州山は数年前に道がよくなってから、急に登山者が増えたらしい。 あまり登山者が増えるとイワウチワの生育に影響があると心配していた。


もう一人は児島市から、大型スクーターで来た30歳代の若者。
登山口で彼が到着するのは見ていたが、我々が先に登って山頂で休んでいたら、彼が登ってきた。
よくしゃべる人で、スクーターで、一人旅を続けて、そのレポートを自分のHP『旅の道しるべ』に書き続けている。
帰宅後にそのHPを見て見た。 中四国地方が多いが遠くにも出かけているようだ。
スクーターで狭い国道(酷道)を走っている。 高い山にも登っているようだ。
その元気にも感心するが、旅のレポートのセミプロなのかな。 定職についているのかどうかは聞きそびれたが、旅のレポートだけで生活が成り立つのだろうかと他人事ながら気になった。




▲ 声ヶ乢の峠、右側は広戸仙登山口

▲ 朝は雨がぱらついたが、次第に晴れて
広戸仙〜滝山〜那岐山が望めた

▲ 山頂でスクーターの青年

▲日本原高原を見下ろす

▲ 下山後津山市内の衆楽園による、手入れが行き届いている

翌日、丸亀に帰る途中で和気の藤公園に立ち寄った。
岡山で育った私なので、藤公園の名前は知っていたが、行った経験はなかった。
場所は和気駅から車で15分程東の所にある。 和気アルプスに東側になる。
連休中はとても車の渋滞がひどくて、行くのをあきらめたという知人がいたが、連休明け初日は、それほどの渋滞はなかったが、私が行ったときでも県外からの観光バスが数台見られた。
ここの藤は、全国から取り寄せた藤があって今満開だった。 藤の花が咲き乱れる景色もよいものだ。

▲ 公園入り口

▲ 藤の花

▲ 紫一色