定例ハイキング AA  山口の観光(角島、元乃隅稲成神社、金子みすゞ記念館他) 

  2017年6月13日(火)  天候:晴れ  とうない 記 
先月の40周年記念行事に続く、観光と山旅。

今回は23名が参加した。 観光のメインは角島でこの島にかかる海をまたぐ橋は橋脚で支えられており、日ごろ見慣れた瀬戸大橋とはまた違った美しさがある。
 
丸亀を朝6時前に出発、バスは新しい車両で座席もゆったり配置されている(でも最前列は前に余裕がなかったのが残念)。
宇多津で全員が乗車し、一路角島に向かう。 ちょうど正午頃、角島大橋の展望所に着いた。

 角島(つのしま)
角島大橋は2000年に開通し島と下関市を結んでいる。 環境に配慮したデザインは「土木学会デザイン賞2003」の優秀賞を受賞したそう。
全長1.8kmで、車で走ればあっと言う間に渡ってしまうが、今回は橋の約半分を歩いて渡るオプションも選択できて、私も結局歩いた。
2年前に個人で角島を訪れた時はもちろん車で渡った。 海の上は風が強い、寒くはないが帽子を飛ばされないようずっと気を付けないといけない。 橋のほぼ中間に退避所がありここまで歩くのに15分間程度かかった。 
ここの海底は浅いのだろう。 黒く見える岩の付近では波が立っており、海の色が場所で相当違う。

▲角島大橋、橋が盛り上がる手前に待避所があり、ここまで歩く

▲橋のたもとで

▲歩道はなく白線が引かれているのみ、歩行は許されている。風が強い

▲車が停まっている所が待避所

再びバスに乗って島に入り、先端の灯台に行く。
明治政府がイギリスの灯台の設計家ブラントンが設計依頼したもので、当初は石油灯で戦後電灯に切り替えられ、現用されている。
灯台は御影石を積み重ねたもので中には狭い螺旋階段が設けられており、上まで上がることができた。
灯台の横には記念物や模型などが置かれていた。


▲角島灯台:高さ29.6m

▲ 灯台上からの眺め

▲灯台をバックに
 元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)
角島観光を終え、日本海沿いに約30km東に移動して、長門市の元乃隅稲成神社に行く。
元乃隅稲成神社は島根県津和野町太皷谷稲成神社から分霊された神社。「稲荷」神社は全国で四万社ほどあるが、「稲成」神社は二社のみだそうです。
昭和62年から10年間かけて奉納された123基の鳥居が、龍宮の潮吹側から100m以上にわたって並ぶ景色は圧巻です。
神社敷地内にある高さ約6mの大鳥居の上部には賽銭箱が設置されており、見事、賽銭を投げ入れることができたら願い事が叶うと言われている。


▲朱色、緑、青と色彩豊か

▲鳥居を通り抜ける

▲鳥居の上の狐が持つお賽銭箱

▲賽銭を投げてもなかなか入らず、10回位でやっとか
 金子みすゞ記念館
100余年前に生まれたこの童謡詩人は多くの人が知っているだろう。
才覚優秀だったこの女性は、西條八十に賞賛されるほど能力があったが、結婚相手の男がダメ男だったらしく、26歳で服毒自殺してしまう。
今でも教科書に掲載される詩はやさしさがにじみ出ている。
 

▲記念館の入口、表は昔を再現しているが、奥にモダンな記念館が続いている。一通り鑑賞すると1時間はかかる

 萩城址
萩市街地の北に突き出た所に萩城址がある、今は石垣が残るのみだが、明治7年に天守閣などが解体された後が庭園や石垣として往時の姿を残している。 裏手には標高143mの指月山があり、ここに急いで登ってきたはるうららさんによると遺跡は残っているそうです

▲天守閣跡で