定例ハイキングA 山犬嶽 (997m、徳島県上勝町) 2018年6月17日(日) 天候:晴れ(山頂付近の気温17℃) しらかわ 記 |
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ジャンボタクシーに9名が乗り午前6時に丸亀を出発。 高松自動車道、徳島自動車道を通り徳島ICを下りてR16号線を南西に進み、右折して狭い急勾配の車道を進むと右手に山犬嶽駐車場と表示された場所に出る。 到着時刻は午前8時30分過ぎで、小型バス1台と自家用車が4〜5台駐車していたが未だ十分駐車スペースはある。
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
駐車場8:50……車道歩き……登山口9:25……参道……ハイキングコース……苔の森……10:20東光寺10:25 ……10:40山犬嶽……10:50西峰……11:00山犬嶽(昼食)11:25……東光寺11:30……ハイキングコース ……参道……12:05登山口12:10……12:10山の道・峯田家(コーヒータイム)12:25……車道歩き……13:05駐車場
歩行距離:7.4km、歩行時間(登り):2時間5分、(下り):1時間20分、 累積標高差(登り)、(下り):710m、 休憩、昼食を含む所要時間:4時間15分
駐車場で出発準備をして登山口まで約2kmの車道を歩く。 途中に日本の棚田百選に選ばれた樫原の棚田、観光用の水車が右手に見える。 登山口には昨年新しく設置された山犬嶽の立派な説明版があったが充分見ないで山道に入る。 直ぐに網の扉が、その先に分岐の道標があり苔の名所と書かれた左の参道へ進むと2番目の分岐に出合う。 ここで苔の名所はハイキングコースにある様なので計画を変更して右手ハイキングコースの杉林の中を登って行く。 やがで苔むした岩がゴロゴロした苔の名所の表示板があるうっそうとした水苔の群生地に着く。 素晴らしい光景でゆっくり写真を撮り、ここの雰囲気を暫く味わう。 集合写真を撮り、登山道を登ると参道コースに合流し、その先に東光寺の大師堂が見えてくる。 東光寺で小休止し、急勾配の登山道を登ると山犬嶽山頂に到着。 山頂には三角点、山頂を示す表示板、円の行者の石像があるが木々の囲まれていて展望は無い。 山頂には先に登っていたグループが居たので、直ぐに少しアップダウンを繰り返して西峰に向かった。 西峰は南側が崩壊して断崖絶壁になっていて山頂は狭く、木々が有り長く居る場所ではない。 元来た道を山頂まで戻り、ここで昼食。 山頂は後から多くのグループが登って来て狭く感じるようになり、昼食後集合写真を撮らずに元来た道を下山。 東光寺下の分岐からハイキングコースに入り見晴らし台へ下りる予定が途中からへんろ道に入り参道コースを下る事になった。 下山後、登山口にある説明版を見るとへんろ道と登山道が入り組んでいて間違いやすい山道である事が理解できた。
登山口下の”山の駅”の表示板に導かれて、”山の駅・峯田家”に立ち寄りコーヒーを飲みながらゆっくりとした時間を過ごす。 峯田家は江戸時代の1774年に建てられた古民家(築245年)で所有者の若い女性が時々、麓から来て維持管理しているようである。 偶然にお目にかかることが出来、一緒に集合写真を撮る。 その後、棚田の休憩所で少し休み、駐車場には午後1時5分に帰って来た。所要時間は4時間15分。
1、良く整備された登山道で危険場所は無く、途中の水苔の群生地では素晴らしい風景を堪能することが出来た。 説明版には紅葉の名所も出ていたので、機会が有れば秋に再度登ってみたい。 2、山犬嶽は水苔の群生地で有名な山で、苔の季節、日曜日、天候も晴れで大勢の登山者に出合った。我がクラブでは珍しい体験でした。 |
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![]() ▲GPS軌跡図(赤線は実績、黒線は計画) |
![]() ▲駐車場を出発(8:50):登山口まで約2kmの車道歩き |
![]() ▲棚田上部にある水車(9:00) |
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![]() ▲樫原の棚田(日本の棚田百選に選ばれている)(9:00) :田植えが終わったばかり |
![]() ▲登山口に到着(9:25):別の登山者がいて、そのまま通過する |
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![]() ▲登山口の説明版:十分見ていなくて下山時にコースを間違える |
![]() ▲網のトビラが有り,出入りの都度開閉 |
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![]() ▲最初の分岐の道標(9:27〜30):苔の名所がある山犬嶽参道方向へ進む |
![]() ▲2番目分岐の道標(9:50):苔の名所がある右のハイキングコースへ進む(周辺は植林された杉林が続き気持ち好く歩く) |
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![]() ▲苔の群生地(9:55〜10:00) :水苔で岩が覆われて素晴らしい景色が続く |
![]() ▲水苔 |
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![]() ▲暫く、美しい風景を味わう |
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![]() ▲ここで記念写真 |
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![]() ▲ハイキングコースから山犬嶽参道に合流(10:15) :真直ぐに伸びる杉林の中 |
![]() ▲良く整備された登山道 |
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![]() ▲東光寺に到着(10:20) |
![]() ▲東光寺大師堂(10:25) |
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![]() ▲三角点のある山犬嶽山頂に到着(10:40):木々に囲まれて展望は無く別の登山グループが居たので休憩せずに西峰に向かう |
![]() ▲西峰山頂の石の祠が見える(10:50) |
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![]() ▲西峰の南側の展望:南側は断崖絶壁で足下は怖くて覗く事は危険 |
![]() ▲山犬嶽山頂の小屋の中には円の行者と前鬼、 後鬼の石像が安置されていた |
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![]() ▲山頂広場で昼食(11:00〜25) :他のグループも多くて賑やかであった |
![]() ▲山犬嶽山頂三角点前に登山者と共に登って来た飼い犬が (11:20) |
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![]() ▲下山時の東光寺休憩所に集団の若いグループが食事中(11:30) |
![]() ▲下りはハイキングコースへ(11:35) |
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![]() ▲大岩(11:45):ここでコース確認するもハイキングコースでないコースを下山して登りと同じコース(水苔)を下山 |
![]() ▲下山後、再度説明版を見る(12:05〜08):太い青色の登山道に細いピンク色のミニ八十八か所の道が交差しており分かりにくい。 |
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![]() ▲標高670mにある山の駅(峯田家)(12:10〜30) :江戸時代・安6年(1773年)に建てられた古民家の無料休憩所(セルフサービスでコーヒーを頂く) |
![]() ▲コーヒーを飲みながら峯田家縁側から見た南方の山並み |
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![]() ▲山の家(峯田家)所有者の女性と撮った集合写真 (カメラマンは写っていません) |
![]() ▲樫原の棚田村にある休憩所とトイレ(12:40) :棚田を保存、維持するための募集ビラが窓に張り付けてある |