吉野山( ’10-4-15 奈良県)
                                         
 とうない 記

春の宿泊ハイキング第二日目は観光で有名な吉野山を観光コース逆の裏側の登山口から登り、吉野山のピーク青根ヶ峰を経由し、奥千本−上千本ー中千本ー下千本を下る長いルートである。 歩行距離は前日と同様約10kmある。
前日からの天気は大きく崩れ、朝から小雨が降って、寒い。 
登山開始後まもなく蜻蛉の滝が現れる。

短い急登を登り、谷の音無川に沿って歩く。 サブリーダーだった私は、最後尾をのんびりと登っていった。
途中で、舗装された車道に出て、道に迷うことがあったが、無事青根ヶ峰山頂を全員踏む。
山頂の青根ヶ峰に着いたときは四月だというのに雪が降っていた。
(後で聞いたが香川県でも降雪があったというから吉野山で降ってもおかしくない)
寒さに耐えながら昼食をとり、吉野山を奥千本から下千本へと下っていく。

桜は奥千本あたりは、見頃だったが下るに従い、花は少なくなっていった。
折からの小雪で道はぬかるんだところもあり、歩きにくいうえ、時々車が通るので更に歩きにくかった。

平日の雨模様でも観光客は下るに従い増えていく、有名な神社・仏閣を拝観し、急ぎ足で、下る。

バスが待つ下千本の駐車場には全員予定どおり午後三時には到着した。
帰路のバスでは、疲れとアルコールでよい気分で、全員無事予定どおり丸亀に帰った。

予期せぬ降雪で桜に雪がつもる風景を見た。 
前日と合わせ約20kmの歩行距離は運動不足気味な私にとっては十分歩き足りる距離だった。
お疲れ様、そして思い出をありがとう。

▲ルートマップ
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)及び数値地図50m
メッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第325号)




バスを道路脇に止め、出発準備小雨。(8:50)

『あきつの小野スポーツ公園』奥から登山が始まる、
桜満開。(9:05)


▲ 蜻蛉(せいれい)の滝、最近雨が多く、滝の水量はまずまず。
(9:15)

▲急登なヒノキ林の中を登る。
(9:25)

▲コースマップにない広い車道に出て、一時道に迷う。
(9:55)

▲音無川を上りつめ、 青根ヶ峰に向かう。 時折降雨。
(10:05)

▲青根ヶ峰山頂はもうすぐ。(11:30)


▲ 青根ヶ峰山頂で記念写真撮影、小雪がちらつき寒い(12:00)

▲山頂より下りて、奥千本へ、桜は見頃
(12:25)

▲歌人西行が3年間幽居していたという西行庵小雨
(12:30)

▲ 金峯(きんぷ)神社
(12:55)

吉野水分(みくまり) 神社、水を司る神を祀る
(13:25)

▲ 上千本から下千本方面を望む(13:40)

▲ 国宝、金峯山寺蔵王堂広さ・大きさともこの山では最高
(14:20)

▲ 金峯山寺仁王門、蔵王堂と背中合わせ
(14:30)
ここからは、AAコース くらいさん が撮影されたものです。

▲ AAコース参加者