個人山行 蔵王山・熊野岳(1,840m 山形県山形市蔵王温泉) 2017年7月9日(日) 天候:晴れ しらかわ 記 |
|||
蔵王山は7年前の8月25日にクラブ有志12名で登った山である。
この時にはロープウエイで地蔵山近くまで上がり、そこから南に熊野岳、苅田岳まで歩くコースであった。
今回は逆に苅田岳近くの苅田岳山頂駐車場からお釜を見てから馬の背を経由し熊野岳に登り、元来た道を戻るコースである。
本日のコースとコースタイム
苅田岳山頂駐車場(9:10)〜お釜(9:40〜45)〜馬の背〜避難小屋(10:10)〜熊野岳(10:25〜35)〜熊野神社(10:40)〜馬の背〜苅田岳展望所(11:35〜40)〜苅田岳(11:40〜45)〜苅田岳山頂駐車場(11:55)
歩行距離:6km、 歩行時間:2時間20分、 累積標高差(上り)、(下り):290m、
休憩を含む所要時間:2時間45分
観光地でもあり日曜日のため、苅田岳山頂駐車場は自家用車で既に満車に近い状態。
蔵王名所のお釜まで登山客、観光客と相前後して侵入禁止の柵が有るとこまで近づく。
お釜のコバルトブルーの水がとても美しい。
最近まで火山活動が見られたので危険の時に備えて避難方向を示す立て看板が所々に立っている。
確か駐車場のあるレストハウスには大きな拡声器が取り付けられていたのも、そのためであろう。
お釜から馬の背の緩やかな登山道を通って北に避難小屋まで登るとその先左手には熊野神社が見えてくる。
ここから広くなだらかな道を熊野岳に向かう。 途中の岩の間にはコマクサの花が多く咲いていた。
熊野岳山頂には石垣に囲まれた熊野神社があり、丁度地元の信者約30人が神主の祝詞に頭を下げている最中であった。
静かに参拝して、元来た道を苅田岳まで戻る。
苅田岳山頂も広くなだらかで、石碑、ケルンなどが多く、三角点が最初見つからなかったが神社建物横上部の岩の間に有る事を確認。
苅田嶺神社には山旅が無事終わったお礼をして下山。
1、3日間とも晴天に恵まれ快適な山旅を無事終了。
蔵王山は登山に興味を持ち始めたばかりの最初の山で、日本百名山を意識し始めた印象深い山である。
2、大きなザックに食糧、寝袋などを入れて奥深い高山を縦走するのも良いが、このようなコースタイムの名山を日帰りするのも又楽しい。
|
|||
![]() ▲GPS軌跡図 |
|||
![]() |
![]() ▲苅田岳山頂駐車場上部のレストハウスから北方向に避難小屋、熊野神社が小さく見える |
![]() ▲先ずは蔵王名所・お釜を見るため進入禁止柵まで下りる:お釜での火山活動が活発になった場合の避難方向を示す説明版が所々に立っている。 |
||||
![]() ▲避難小屋方向に馬の背を登る |
![]() ▲避難小屋(頑丈な構造):後方は熊野神社 |
||||
![]() ▲熊野神社、熊野岳に向かう |
![]() ▲熊野岳(1840m):7年前を思い出す |
||||
![]() ▲山頂から地蔵山(北)方面を望む |
![]() ▲熊野神社では神事が行われていた |
||||
![]() ▲馬の背を苅田岳方向に戻る |
![]() ▲観光で訪れた子供ずれの若い夫婦と前後して苅田岳へ |
||||
![]() ▲苅田岳展望所からお釜、熊野岳を望む |
![]() ▲苅田岳に登る:観光客が多い |
||||
![]() ▲苅田岳山頂(1758m);広い山頂部にケルン、石碑などが多く有り、三角点を探すのに苦労した |
![]() ▲苅田嶺神社:三角点は神社左上の岩場の中 |
||||
●咲いていた花 | |||||
![]() ▲コマクサ:避難小屋から熊野神社に至る登山道沿い |
![]() ▲ヨツバシオガマ |
||||
![]() ▲イワカガミ |
![]() ▲アオノツガザクラ |
||||