定例ハイキングA〜B  善通寺ウォークと我拝師山(481m 香川県善通寺市)

2019年1月6日(日)     天候:晴れ      しらかわ 記
集合場所に行く前に総本山善通寺に初詣しました。
午前8時に自宅を出て2名が途中で乗車し、8時35分に善通寺西側駐車場に着く。
約15分の間に本堂、東院の薬師如来像に手を合わせ、予定時刻9時前に五岳の里集いの丘公園に着いた。
既に16名全員集まっており、リーダーから注意事項などの説明があり、準備体操後出発。
 
本日のコースとコースタイムは以下の通り。
五岳の里集いの丘公園(9:10)〜曼荼羅寺(9:20〜25)〜月照上人像(9:55〜10:05)〜乳薬師(10:25〜30)〜西行庵(10:50〜55)〜出釈迦寺(11:05〜20)〜禅定寺(11:50〜55)〜我拝師山(12:20〜25)〜禅定寺(12:45〜50)〜五岳の里集いの丘公園(13:20) 
  歩行距離:11.2km、歩行時間:3時間15分、累積標高差(上り)、(下り):780m、
         休憩を含む所要時間:4時間10分
 
 なだらかな舗装された道を歩き、先ず四国第72番札所・曼荼羅寺にお参りした。
その後、田舎道を北に進み高速道路下を通り、国道11号を横切って天霧山南麓にある月照上人像に向かう。
手前の林の中に八幡神社が、その奥の一段高い場所に月照上人と弟に信海上人の石造が立っている。
下の広場には両上人の説明版があり、幕末動乱の安政の大獄による西郷隆盛と入水した月照上人がこの地の出身で得度した牛額寺も近くに有った。

午前10時頃、大池の堤防を南に歩いていると雲の間に部分日食が僅かに見えた。
大池南側の乳薬師に参拝し、坂道を登って西行庵にも立ち寄った。
その後、第73番札所・出釈迦寺に行き、各自行動食を食べる。
ここで奥の院・禅定寺、その先の我拝師山に登る者と山に登らずに公園に帰る者に分かれた。
奥の院までの参道は大部分が舗装された広い道で歩き易いが、かなりの急坂である。
禅定寺で少し休憩し、裏の岩場はクサリを利用しながら弘法大師の捨身誓願像を左に見て我拝師山山頂には12時20分に着く。
出釈迦寺からの所要時間は60分でほぼ標準コースタイム通り登ったことになる。
ここで昼食準備中のハイカーに集合写真をお願いし、元来た道を引き換えして公園には午後1時20分に着く。下りの所要時間は55分。
先に公園に帰っていた班と合流し、リーダーSさんから頂いたコーヒー、その他を食べながら今後の計画山行の参加申し込みをするなどして30分を過ごす。
 
●それぞれが希望のコースを選び、初詣山行は充実した一日になったと思われます。
●空海ウオーク(五岳山縦走)では我拝師山から禅定寺へ下るコースのみで往復コースは初めての体験でした。
 捨身誓願大師付近の登り、下りの岩場は参加者の得意、不得意が有りますが全員ほぼ標準コースタイムで歩き予定通り公園に帰る事が出来ました。
  

▲GPS軌跡図


五岳の里集いの丘公園:後方は我拝師山

公園でリーダーSさんからコース、注意点等の説明

公園を出発(9:10)

四国第72番札所・曼荼羅寺の山門

曼荼羅寺境内で小休止

月照上人像への道案内:天霧山の南麓

八幡神社:この左手奥に月照上人、信海上人像がある

▲月照上人、信海上人の石造:昭和5年に銅像が建てられたが
戦時中に金属の応召で無くなり、戦後昭和55年石造で再建

信海上人:善通寺市吉原の出身:月照上人の弟で
京都清水寺成就院住職で安政の大獄で獄死(39歳)

月照上人:西郷隆盛と一緒に錦江湾で入水して死亡(46歳)

月照上人像を見上げる広場には両上人の説明版が在る

月照、信海上人が得度した牛額寺:両上人像から南に約200m

▲大池の堤防を南へ:部分日食で臼雲の間から太陽が少し欠けて見えた

▲乳薬師:大池の南側

▲西行庵への登り坂

▲西行庵:右手にその説明版

▲西行庵の説明版:西行はここで約5年間暮らしたしたようだ
(現在の西行庵は平成元年に建立)

▲四国第73番札所・出釈迦寺(11:00〜20)

▲出釈迦寺で行動食を食べ奥の院・禅定寺、その先の我拝師山まで登る者、ここから公園に帰る3班に分かれる。

▲出釈迦寺から南方の我拝師山と中山の鞍部に奥の院・禅定寺が見える

▲舗装された参道入口駐車場を通過

▲急坂が続く

▲つづら折りの未舗装の参道

▲奥の院・禅定寺山門に到着(11:50):
見上げるとブルーシートで覆われた本堂と鐘楼前に黄金に光る物が

▲黄金色の釈迦如来像:
昨年12月中旬設置か?12月2日の空海ウオークには無かった

▲禅定寺裏の岩場へ

▲岩場には新しいクサリが

▲捨身誓願之聖地を左に見て岩場を登る

▲我拝師山山頂での集合写真:参加者7名

▲山頂で昼食の準備をするハイカーと談笑(12:20〜25):
この方に集合写真をお願いした

岩場のクサリ場は慎重にゆっくりと下る

▲禅定寺手前の岩場

▲岩場下の岩窟に平成10年、捨身稚児大師像として岩倉大師を安置
(岩場を登らずお参りできる)

▲禅定寺を後に(12:50)

▲五岳の里に集える丘公園でコーヒタイム(13:20〜50)

▲公園での集合写真:参加者14名(2名は用事で先に帰る)